【平屋松山市注文住宅】平屋で失敗しない人気の平屋の家が分かる実測レポート
新築の最新の家は断熱性能が良いと言われて住んでみたが、家が暑いという声を聞きます。高気密・高断熱という言葉を並べても、事実と異なる結果が出ています。
夏は2階建ての2階は夜もエアコンを回さないと暑くて寝られない。平屋に住むと屋根の直下に暮らすので2階建ての2階に居るのと同じ暑さになります。冬は床が冷たいのでスリッパを履かないと冷えます。
松山市で平屋で人気のコージーベースでは、お客様からご注文を頂いて平屋を連続5棟建てています。すべてのお客様に“エアコンなし”の状態で家の性能を体験して頂いています。
〈目次〉
1.屋根面積が大きい平屋の問題点
平屋の生活は横移動なので住みやすい家です。しかし、大きな問題点にもなります。
屋根面積が大きいために太陽の熱を家全体で受けるようになります。太陽光を直角に受けるので夏場の屋根は70℃を超えることもあります。触ると火傷する熱さです。平屋は2階建ての家の2階の屋根の下に住み続けることになります。
夏場は、外気温よりも2倍も熱くなっている屋根を被せた家にいる状態です。
冬場は、家の屋根通気で暖房をして温かい熱が屋根から逃げます。
2.すぐにエアコンが必要な平屋
屋根が外気温度よりも2倍も高い温度で熱してしまっているので、家に入ったらエアコンのスイッチを入れないと不快。エアコンのスイッチを入れてから冷えるまで時間が掛かる。まるで炎天下に駐めていた車のようになかなか冷えない。
真夏残暑が残る9月や、過ごしやすくなる10月になっても室内が暑いのでエアコンを付ける必要となる。冬になるとフローリングの床が冷たいのでスリッパが必要な家。リビングに床暖房が必要だったと後から気がつく家もあります。しかし、床暖房はリビングの設置が基本なのでトイレなど家全体の床に床暖房をすることは不可能ですので、家の中を移動する度にスリッパが必要な家となります。
3.“エアコンなし”夏涼しい平屋とは
コージーベースの平屋はエアコン無しでも涼しいと分かる家です。
お客様はエアコンなし空間に2時間いても、気持ちいい!と言ってくれる不思議な家。
それは、断熱材ではなく、9層構造の遮熱通気構造にしているからです。
実際にこれからお住まいになられるコージーベースの平屋を実測測定しました。
10月中旬で外は涼しく感じる日でしたが、外気温30℃、屋根の温度は59℃を超えていました。屋根は外気温度よりも2倍の暑さになっていることをご存知ではない方の方が多いのです。
サーモ写真の通り屋根の温度は59.9℃にもなっていました。
窓を閉めた密封状態そのままの家にお客様と一緒に家に入ります。
お引っ越し前の家なので、もちらんエアコンなし!
サーモ写真の通り室内の天井の温度は28.8℃。約30℃も熱を遮っています。
屋根が59℃なのに天井の温度は、、、28℃。
屋根の遮熱通気構造の違いだけで、▲29℃も温度を下げています。
ふつうの家は断熱材と称して家に入れている素材が蓄熱をしているから家が暑くなります。夜になってもエアコンなしでは寝苦しい家の実態です。
コージーベースの家はエアコンなしで心地よい。年間通して電気代が安くなります。
4.冬は“床暖房なし”床が暖かい平屋とは
コージーベースの平屋は、床暖房なしで床が温かい。
フローリングの厚さが38mmあって、音響熟成木材を使っていますから木の繊維の空気層が潰れていません。その層が空気層となって暖かさを保ちます。
足を床に置いて離すと、蓄熱して暖かく感じます。これが本当の木の温もり。
5.普通のフローリング材との比較
コージーベースの床は、温かいと感じる不思議体験があります。
お客様ご自身の手で感じたことはサーモカメラでも測定できます。
左が15ミリの普通のフローリング、右が音響熟成木材38ミリのフローリングです。
床に置いて離すと、蓄熱して暖かく感じます。これが本当の木の温もり。
6.夏場のエアコンなし見学会に行く理由
家の性能が分かるのは、夏場にエアコン無しの室内に入ったときです。
本当の家の性能が正直にバレるので、ハウスメーカーや、工務店はエアコン無しの見学会はやっていません。ほんとうに高断熱・高気密で快適な家を決めるなら、夏場にエアコン無しの状態での見学です。断熱材されているなら、家は涼しくなければ怪しいのです。 愛媛県ではコージーベースだけがエアコン無し見学会をやっています。
《お客様の感想》
エアコンを付けなくても玄関に一歩入った瞬間に涼しさを感じました。
外よりも家の中が涼しい不思議な家です。
建物が直射日光を遮っている感じが体感できて本当に涼しく感じます。
実際にお住まいになられたお客様から、エアコンを使う回数が減ったという声を頂いています。暑い夏でも、ほとんどエアコンを回さないで扇風機で快適に過ごせたとご連絡を頂いています。※湿度による不快感は除湿が必要ですが、、、。
7.エアコン1台で全館空調のトリックと罠
宅内にダクトを張り巡らせて空気を循環させて家の温度を一定にする全館空調の方式があります。ダクトの中や、空気が通る空間にホコリが溜まり、ダクト内が掃除が出来ません。
ダクトは交換できない家の壁や床に入っていますから、室内のホコリやホコリに付いた臭いを家の中に循環させることになります。長野県なのど寒冷地で使われていますが、寒冷地の家では床下に1mくらいの空間があってダクト交換ができるようになっています。温暖地の愛媛の床下は40cmくらいですから、ホコリの溜まったパイプを交換することは容易では有りません。ほとんど無理に近い状態です。
24時間換気のパイプファンが2003年以降に建った家に付いていますが、フタをとって掃除をしてみると、どれだけのハウスダストがパイプに溜まっているか分かります。
コロナなどの感染症が流行り、家庭内で家族を隔離する場合には家全体に空気が循環すると家族に感染が拡大するので無い方が安心です。
「エアコン1台で家全体」と聞くと家の性能が高いような錯覚に陥りますが、エアコンの性能を示す畳数表示は40年以上前の家を基準にした性能表示です。今の普通の家だと2倍から2.5倍の性能があります。家の温度が熱くなる2階や屋根、冷たくなる床にエアコンの室内機を置くと温度センサーの反応が強くなってエアコンがバンバン動くだけのこと。
家の性能を証明するものでは無いのです。
8.自然素材の無垢だから人に優しいも間違い
夏場には住宅建材が熱せられて室内化学物質濃度が上昇します。24時間換気では追いついていません。床上は化学物質濃度が高く、赤ちゃんは床に寝かせない方が良い家があります。
日本は化学物質規制が無いに等しいので、EUで使用禁止の脳神経に影響がある化学物質をで平気で使える状態です。発達障害児の数が10人に1人と言われる割合があるなど、社会に結果が出ているように思います。
赤ちゃんの眠る床の上は、安全な空気の家を選んで頂きたいと思っています。
※他社で施工された遮熱工事による雨漏りのご相談は受け付けていません。
≪記事執筆者≫
コージーベース株式会社
代表取締役 松本好司
松山市生まれ。富士通に在職中は社長表彰をはじめ26年間で28回の経営表彰を授与。
その後、広島県庁の特別職として経営企画アドバイザー、国の研究機関のプロジェクトマネジメントアドバイザー、公立大学の経営大学院(MBA)の新設などの公的職務を歴任。
その後、建築学科がある学校法人の顧問、専門委員などに就任し、科学的知見をもって健康で安心な保育園の設置アドバイザー、健康自然素材の健康住宅の事業を行っています。
愛媛県で新築注文住宅をご検討の方、漆喰と無垢の木の家についてお知りになりたい方は、いつでもお気軽にお電話ください。約2時間あれば、簡単に一通りのご説明は出来ます。
資料請求もホームページから承っております。