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執筆者の写真cozybase

【注文住宅の謎】なぜ、火災で逃げ遅れる家を建てるのか

【注文住宅の謎】なぜ、火災で逃げ遅れる家を建てるのか

私たちの間違い、なぜ住宅火災から逃げ遅れるのか?

地震で亡くなる人よりも、毎年火災で逃げ遅れてお亡くなりになる人数が方が多いのです。耐震しか考えていない家、耐震があれば火災にも強いと勘違いが起きているように思えます。その理由を書かせて頂きます。


火災に強い家はコンクリート住宅ではない事実
火災に強い家はコンクリート住宅ではない事実

「見た目が似ていれば良し!」として化学物質を含む内装材を使い続けた結果、人にとって最も大事な安全を社会全体が失っているのではないだろうか?

火災から人の命を守るため、化学物資を使った建材を使わないことで火災から逃げられる人が増えて火災死亡事故は減ります。火災で家が燃えても、火災保険でもう一度、家は建て直すことが出来ます。しかし、尊い命は取り戻すことは出来ません。

災害たびに「命を守るための行動」という言葉がニュースで流れますが、災害の前に命を守る行動しておく必要が有ります。


火災から家族を守る5つのポイント


火災で逃げ遅れる事故は毎年起きています。 地震による建物倒壊よりも、地震で家が燃えて逃げ遅れる事故が多いのです。


内装建材の化学物質が燃えた一酸化炭素を数分吸えば瞬時に体が動かなくなります。

よって、火災から逃げ遅れるのです。


1.コンクリートの家だから火災に安全とは言えない

  コンクリートは外からの火災から家を守っています。

  しかし、出火で建物内部からの燃えるのは内装材です。   内装材の石油化学製品が燃えて一酸化炭素中毒で体が動かなくなります。

  

2.化学物質を一切含まない建材で家を建てる

  国産木材であっても、そのほとんどは乾燥時に化学物質を注入しています。

  ボンドで固めた集成材や合板材を多く使って建てている家がほとんどです。

  新築の家の臭いや、使っている材料を見ると、安全かどうか判ります。


3.フローリングの化学物質が燃える煙り

  住宅業界で使われる〝無垢〟という言葉は、一般用語の無垢とは違います。

  ワックスを塗っていても、化学物質を注入していても〝無垢〟の床と言っています。

  石油化学製品を含む床材が燃えると、一酸化炭素を発生して燃え広がります。


4.壁と天井のビニールクロス

  ビニールクロスの壁や天井、それらは石油化学製品です。

  火災で火が上がると有害化学物質の煙りが家に充満します。

  消火をしようと思っても煙りに巻かれて火に近づけないのです。

  

5.火災報知器では不十分という事実

  22時から翌朝4時までの時間帯の平均は全時間帯の平均の約1.5倍です。

  火災報知機の設置が義務化されていますが、なぜ火災で目が覚めないのでしょうか。

  ほとんどの火災報知器は熱を感知するものです。

  熱を感知する前に石油化学製品が燃える煙りが先に家を回ります。

  すると、一酸化炭素を発生して体が動かなくなります。

  昼間に火災が起きて、逃げ遅れてお亡くなりになる火災死亡事故も同じです。

  火が出て感知しているだけでは、有害ガスが先に回って間に合わないのです。


以上


コージーベースの家が、無添加無塗装ノーワックスの木材にこだわる理由は火災から人命を守ることにあります。壁や天井も漆喰であり、火を付けても燃えません。


【私たちの使命】 


私は今、瀬戸内寂聴さんの遺言だとしているこの説法を思い起こしています。



この可愛い子供達のために私達年寄りは、正しいと思うところに向かって身を挺して戦わなければいけない。
残りのどうでもいい命を捧げて、子供達が安心して勉強出来る、若者が安心して結婚出来る、そして、夫婦が安心して子供を産める、そういう日本を残してあげるのが、私たち年寄りの努めだと思います。」

コージーベースは、保育園の2階にある小さな建設会社で、毎日子供たちの声と笑顔を見て、その度、この言葉を思い出しながら仕事をしています。


この2年間余り「空気がうまい保育園」の開園に携わって、昨年も長野県茅野市で新しい保育園ができました。子供の最大利益を考えて、空気うまい家の保育園の建てられた経営者とお話しすると、瀬戸内寂聴さんの言葉が通じている共通点があるように感じています。


今後も、正しい情報をお伝えしていきます。

(執筆情報)

子育て応援情報フリーペーパー 『docomamaドコママ』執筆記事

人の命を守れない〝火災に強い家〟

 

≪記事執筆者≫

コージーベース株式会社

代表取締役 松本好司

松山市生まれ。富士通に在職中は社長表彰をはじめ26年間で28回の経営表彰を授与。

その後、広島県庁の特別職として経営企画アドバイザー、国の研究機関のプロジェクトマネジメントアドバイザー、公立大学の経営大学院(MBA)の新設などの公的職務を歴任。

その後、建築学科がある学校法人の顧問、専門委員などに就任し、科学的知見をもって健康で安心な保育園の設置アドバイザー、健康自然素材の健康住宅の事業を行っています。


愛媛県で新築注文住宅をご検討の方、漆喰と無垢の木の家についてお知りになりたい方は、いつでもお気軽にお電話ください。資料請求もホームページから承っております。




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